朝ドラの遺訓 「 仁に過ぐれば弱くなる 」
朝ドラの遺訓が気になって
調べてみました😁
貞山 (ていざん) 政宗公遺訓
貞山公は 伊達政宗の
仏弟子としての名前( 法名 )でした☺️
「 仁に過ぐれば弱くなる 」
人に思いやりや情けをかけすぎると
自分も相手も弱くなる
「 義に過ぐれば固くなる 」
正しさや道理を貫きすぎると
考え方が固くなる
「 禮 ( 礼 ) に過ぐれば
へつらいとなる 」
他人を敬い尊重しすぎると
媚びへつらいとなる
「 智に過ぐればうそをつく 」
賢すぎると 嘘つきになる
「 信に過ぐれば損をする 」
相手を信じすぎると
騙されて損をする
「気長く心穏かにして、萬 ( よろず ) に 倹約を用て金銭を備ふべし 」
気を長く心穏やかにして 何ごとにも
倹約してお金を蓄えるべきだ
「 倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり 」
倹約とは 不自由を我慢することである
「 此の世に客に来たと思へば
何の苦もなし」
自分をこの世にやって来た客だと思えば
何も苦しいことはない
「 朝夕の食事うまからずとも
ほめて食ふべし」
毎日の食事は美味しくなくても
美味しいと褒めて食べるべきだ
「 元来客の身なれば
好嫌は申されまじ」
元来 客として生きている身なのだから
好き嫌いを言ってはいけない
「 今日の行をおくり
子孫兄弟によく挨拶をして
娑婆の御暇申すがよし」
今日死ぬものだと心得て
家族に日々 感謝の言葉や挨拶を伝え
悔い残らないように
生活を楽しむのがよい
伊達政宗 1567年~1636年
出羽国と陸奥国の武将 戦国大名
幼少時に患った疱瘡により右目を失明し
隻眼となったことから
後生 「 独眼竜 」の 異名がある
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